パルクールの成長記録をつけてみよう!

さて、みなさんはパルクールを振り返るとどんな思い出があるでしょうか。
やりたかった技が成功した、いい練習仲間と出会えたなどそれぞれあると思います。
そんな中で、パルクールを通して自分がどれだけ実力が付いたのか、ちょっと気になりませんか?
そんな人におすすめしたいのが、今回のStrength Testです!

Strength Testとは?

Parkour Strength Testは知る人ぞ知るパルクールの基礎的な力を知るためのテストです。
毎年計測することでよってあなたの身体がどれぐらい成長してるのか、どのポイントが成長率が低かったのかが一目瞭然です。

動画を撮ってSNSに残すのもよし、記録を日記につけるもよし。過去の自分を超えるために是非今年からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

用意するもの

・メジャー
・ストップウォッチ

場所

・少し柔らかい地面(土,芝生)
・様々な高さの飛び乗れる障害物があるところ
・垂直で直角の角のある壁

パルクールの実力を測ってみよう!

1.プレシジョンジャンプ(距離)

まずはプレシジョンジャンプの距離を測ります。
両足踏切でつま先から、着地した足のスタート地点に近いかかとまでの距離を測りましょう。
メジャーを用意できない場合は、何歩分か数えて自分の靴のサイズとともに記録してもいいと思います。

2.四段ジャンプ(距離)

こちらもジャンプの距離を測ります。
両脚をそろえたジャンプから片足、片足、両足ジャンプで着地し
プレシジョンジャンプと同様に、スタート地点のつま先から最後の着地のかかとまでの距離を測ります。

3.ボックスジャンプ(高さ)

3つ目はジャンプの高さを記録します。
助走をつけ両足ジャンプで、確実に両足を上面に同時に着地させることができる台を探してチャレンジしてください。
室内でできる場合は台の上にブロックなどを重ねて微調整しましょう。
高さを細かく調整できる台がない場合は身近な障害物で試しましょう。

ある程度自分の限界の高さが分かったら、その高さを身長で割った数字に100をかけることで
自分の身長の何%の高さを飛び乗れているかがわかります。
例) 身長170cmで110cmの高さまで飛び乗れた場合
110÷170 = 0.657 → ×100 = 65.7%

4. クライムアップ5回(時間)

最後はクライムアップ5回のタイムを計ります。
スタートはキャットリープの姿勢から始めます。
腕は曲げず伸ばした状態にしましょう。
クライムアップを行う場所は垂直で上が並行で、握り込めない場所を探してください。


上記の姿勢を意識してスタート準備をし、合図とともにクライムアップ5回連続を、地面に足をつけることなく行います。
クライムアップで身体を上まで引き上げ、両足を台の上につけるまでが1回分のクライムアップです。
スタートの合図から5回目の両足着地時点でタイムを計ります。

もし5回連続でクライムアップするのが難しい人は3回に減らしたり1回やりきるまでのタイムを毎年測ってみてもいいかもしれませんね!

SNSでシェアしよう!

今年の記録を動画に収めてInstagram, Twitterなどでシェアしませんか?
#パルクール成長記録 #parkourstrength など、ハッシュタグをつけてシェアすれば簡単に見返せますよ♪

 


今回紹介した4つの項目はパルクールの実力を表すには偏りがありますが、数値化しやすく安全に測れる動きになっています。ここで紹介したもの以外にも、ウォールランの高さやできるヴォルトの数など、自分なりのテストを作って記録してみても面白いのではないでしょうか。
今年のパルクールの記録として、また来年のパルクールの目標を決めるためになど、ぜひ活用してみてください。